自然塾主催「燕岳新雪」記録
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開催日時:2014年11月21日(金)~24日(月)
 
  恒例の燕岳撮影会。遠方からの参加者も多く、当該日数だけでは勿体ないと参加13名のうち10名が2日早く登る異例の実施になった。開催日を含めた数日間は異常に暖かくしかも風の無い登山日和りではあったが、過去例を見ないほど雪が少なく、冬山撮影には不向きな撮影会になった。
 
参加者:大谷、唐妻、長野夫妻、二宮、町田、松井、宮嶋、森田亮、山口、渡里、他2名
     岩橋崇至先生、岩橋(宏)
 
行程 :穂高→有明荘集合(泊) →中房登山口~合戦小屋~合戦尾根~燕山荘~メガネ岩~燕山荘(泊) ~周辺撮影~燕岳荘                   ~周辺撮影~燕山荘(泊) ~周辺撮影~合戦小屋~中房登山口~有明荘→穂高
 
 
11月21日 金曜日 晴
 撮影会の所定のスケジュールは21日有明荘集合だったが、所定の日程での参加は森田亮さんと山口の2人だけ。何ともおかしなことになった。
 この日は有明荘に入ればよいので森田さんとも相談の上、最終バスに乗れる14時36分穂高着で予定を組む。ところが事故の多い中央線が、またまた事故で穂高からの最終バスに乗れなくなってしまった。途中から宏倫君にその旨メールを入れると、駅まで迎えに来てくれると言うありがたい返信が帰って来た。 16時前、やっと穂高駅に到着。有明荘には16時30分に到着。流石に空気が冷たい。泊り客は10人ほどと3連休前にしては意外に少ない。ゆっくり入浴して18時10分から夕食。なかなかの夕食だった。 20時、テレビを見ながら早々に就寝。
 
 
11月22日 土曜日 晴
 5時30分起床。朝食は前夜頼んでおいた弁当をチンして食べる。宏倫君含めて3人なので時間通りことが運ぶ。6時45分、有明荘の軽トラックの荷台に乗せてもらって登山口へ向かう。
 ストレッチの後7時3分登山開始。宏倫君は20日に10人を伴って登り、21日に下って、この日22日に再度登ることになった。すっかり山男になったものだ。
 雪は例年に比べて非常に少ないとのこと。それでも第一ベンチまでは急登の上、凍っている部分があるので要注意だ。第一ベンチ7時51分~59分。アイゼンなしでも登れそうだったが、安全のため8時10分にアイゼン装着。
 8時41分~50分第二ベンチ、9時29分~39分第三ベンチ、10時19分~29分富士見ベンチと順調に通過して11時丁度に合戦小屋に到着。3連休とあって登って来る人がとても多い。200~300人ぐらい登っているかもしれない。暑くなく寒くなく、快適な春山のような登山日和に皆楽しげだ。
 有難いことに合戦小屋が開いている。しかも熱いカップヌードルやコーヒーなども売っていた。森田さんともどもカレー味のカップヌードルで昼食とする。そうこうしているうちに前泊しないで今日家を出てきた松井君が追いついて4人になる。
 11時45分、荷物を再整理して出発。12時13分~23分合戦の頭で休憩、燕山荘が見えてきたが、嘘だろうというほどまるで雪が少ない。雪解けの6月下旬のような光景だ。

 13時4分、燕山荘直下の急登の手前で最後の休憩。順調に登って来たが流石に足腰に疲労がき始めた。10分休憩して13時32分、先生はじめ先発組の皆さん、井村支配人他山荘の人々に迎えられて燕山荘に到着。
 早速指定の部屋に荷物をほどき、コーヒーで一休み。それにしても客の多いのにびっくりだ。食堂から廊下まで人・人・人で通るのもはばかるほどになっている。当方も同感だったが、先発組は雪が少なくて撮影意欲が湧かないと言って長時間の休憩に入っていたようだ。
 15時30分、ぶらぶらしていても仕方がないと、周辺撮影組とメガネ岩組に分かれて夕日を取りに出る。メガネ岩周辺はハイマツが青々と出ているので例年とは違った景観だったが、夕日が当ればそれも一つの絵になるかもしれないとチャンスを待つ。
 しかし、残念ながら太陽が沈む直前に西の雲に隠れてしまい、岩峰はほんのり染まっただけで終わってしまった。17時30分、諦めて燕山荘に戻る。
 夕食は18時10分、何と本日3回目の夕食だ。200人を遥かに超える客が入ったことになる。3連休で天気は上々、これ以上ない登山日和に客が殺到したらしい。とは言え、大半は常連客で従業員も挨拶に忙しい。
 その後乾燥室に陣取って歓談するも20時頃から半数ほどが星空撮影に出ていく。夜中まで何度も行ったり来たりで寝る暇がないほどだが、この日22時過ぎ、突然の地震で驚かされる。神城断層の地震で白馬・小谷方面は震度6強で大きな被害が出たが、幸い燕岳は震度4程度で特に問題はなかった。
 
 
11月23日 日曜日 晴一時曇り
 5時半起床。気温-5℃と比較的暖かい。各自周辺に撮影に出る。日の出は6時20分過ぎ、東の空がオレンジ色に染まり良い御来光になる。ところが燕岳や槍ヶ岳は赤く染まってこない。雪が少なく染まりにくいこともあろうが、太陽からこの地までの空気が汚れているのかもしれない。
 1時間近く頑張ってみたものの欲求不満の状態で山荘に戻って7時30分から朝食。その後一時的にガスが出たりして撮影意欲が湧かず9時から11時まで早々に講評会となった。遠方からの参加者を中心に6名、それに昨夜撮った星の連続写真が教材となる。
 12時から昼食。各自山荘のメニューから選んで一斉に取る。その後も撮影意欲が湧かず、15時まで待機。ブラブラしていても仕方がない、と先生の一声で15時40分、山頂方面・グローブ岩付近まで撮影に出る。
 狙いは岩峰に当たる夕日だったが、昨日同様夕日の時間になると太陽は雲に隠れてしまって無駄骨に終わる。
 17時過ぎに山荘に戻り、夕食まで部屋に全員集合して歓談。19時から夕食。昨日に比べると客は大分減ったようだ。その後も食堂で歓談が続いたが三々五々部屋に戻って就寝。
 
11月24日 月曜日 快晴
 5時頃から各自起床。朝食は各自適当に取ることになっていたので、早目に取る者、撮影後取る者バラバラだ。昨日同様の天候だが、少しは良いようだ。7時近くまで周辺で撮影し、7時に山荘前で全員での記念撮影。
 ここで先を急ぐ町田、二宮2名が宏倫君に付き添われて下山。残りは朝食後身支度を整え8時45分玄関前に集合し、先生引率で下山開始。9時30分合戦の頭を通過し9時53分に合戦小屋に着く。流石に今日は最終日、合戦小屋も営業はしていなかった。
 10分休んで10時3分出発。富士見ベンチ10時28分~34分、第三ベンチ11時5分~10分、第二ベンチ11時43分~52分と各駅停車で下り、12時20分に第一ベンチ着。第三以降は無くても降りられる状況だったが、安全第一でここまでアイゼン装着。
 12時30分最後の下りに掛かる。足元は軽くなったが危険度の高い第一ベンチ下を慎重に下って13時8分、途中から先に降りた松井君を除いた11名が無事登山口へ降り立った。
先行していた宏倫君が車で迎えに来てくれて、唐妻さんの車と合わせて有明荘に入り、14時までという昼食を取ってから入浴。さっぱりして撮影会を終了。
記録:山口 写真:岩橋宏、山口