厳冬の西穂
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開催日時:2017年02月07日~10日
 
  昨年に続いて自然塾主催の西穂高撮影会。生憎事前の天気予報は芳しくなかったが9名が参加。結局撮れたのはほんのひとときだったが、久しぶりの渋谷さんが参加して楽しい撮影会になった。
 
参加者:石神、奥井、唐妻、渋谷、高橋、二宮、町田、山口、横坂 計9名
      岩橋崇至先生、岩橋(宏)
 
行 程:集合:栃尾・民宿ジャンダルム(泊)
     →新穂高ロープウェイ→西穂高口駅~西穂山荘
     ~周辺撮影~西穂山荘(泊)
     ~周辺撮影~西穂山荘(泊)
     ~西穂高口駅→新穂高ロープウェイ→新穂高温泉・解散
 
 
2月7日 火曜日 曇り
 奥井さんの車に松本から同乗して二宮・町田・山口が16時50分頃栃尾の「岳人の宿ジャンダルム」に到着。この日泊まる予定のメンバーは全員集合となった。岩橋先生は先に登っているとのことで、宏倫さんが我々の為に下ってきていた。夕食まで懇談。
  18時30分、すき焼きの小鍋が付いた夕食。その後は入浴したり、いつもの懇親に時間を費やす。泊りは我々だけなので気兼ねなく寛ぎ、21時半ごろ就寝。
 
 
2月8日 水曜日 曇り時々雪
  6時頃それぞれに起床。曇りだが一部に青空も見える。朝食は7時30分とゆっくりなので登山準備をしながら過ごす。ロープウェイは9時からだし、昨年の経験から朝一は中国からの観光客で長蛇の列になっているので、急いでも仕方がない。
 8時35分、5台の車に分乗して出発。幸い昨年のようなこともなく9時15分のロープウェイに乗れる。途中鍋平~しらかば平の乗り継ぎに少し時間を要したが10時前には西穂高口に着いた。気温マイナス14℃だが幸いにも時折山並が姿を現す天候だ。
 今日入ってくる高橋さんと石神さんをここで待つことにして、その間西穂高口の展望台から撮影を楽しむ。西穂高やわずかに穂先が見える槍ヶ岳も顔を出すが、カメラを向けているうちに隠れてしまう。10時半過ぎに2名が登ってきて全員集合。
 身支度を整え11時に歩行開始。雪は昨年より多く、登路の両サイドに積みあがった雪は70~80cmもあってストックが使いにくい。少なからずラッセルが必要なので、大きくて強い宏倫さんと横坂さんが先頭に立って登る。
 12時15分過ぎ、急登が始まる辺りで岩橋先生が迎えに降りてきてくれた。その後は宏倫さんと男性群、先生と女性群に別れて登る。男性群は13時に山荘着。女性群は一部撮影しながらの到着で13時30分になっていた。
 到着次第それぞれ山荘のラーメンで遅い昼食を取る。山荘周辺は薄いガスが巻き、遠望はほとんど見られない状態だ。その後しばらく待機したが、天気予報では明日からどんどん悪くなるので、ともかく撮影にチャレンジすることになった。
 15時45分、宏倫さん率いる丸山組と先生率いる周辺組に分かれて撮影に出る。約1時間半それぞれに頑張ったが、周辺組はガスが掛かったままで、昨年出てくれたライチョウの姿も今年はない。一方丸山組は一時ガスが切れて周囲の山並が辛うじて撮れたとのこと。
 18時夕食。小屋泊りは我々の他に韓国からの客が6人だ。客も少ないので食後はそのまま食堂で懇親。誰かが持参した焼酎を中心に大いに盛り上がった。21時の消灯を待って就寝。
 
 
2月9日 木曜日 雪時々曇り
 5時半起床。外は雪で撮影なし。外気マイナス4℃と気温が高い。6時に朝食を取ったが撮影に出る状況にはなかった。8時から9時30分頃まで各自が持参したプリントで講評会となる。それが終了しても相変わらず外は雪だ。
 11時30分、早めの昼食とする。昨日は殆どがラーメンだったが、今日はカレーの人が多い。13時、このまま小屋にいても仕方がないので、雪上歩行訓練を兼ねて撮影しようと外へ出ることにする。
 ワカンを履いても30~40cm潜るほどの新雪があって、歩くだけでも体力がいる。アオモリトドマツやダケカンバに綺麗に雪が付いて撮影対象は多いが、足元に注意が向いてなかなか撮影体制にならない。それでも1時間50分頑張った。
 その終盤、雪まみれで登ってきた5人組に何と燕山荘の井村克ちゃん(ヒュッテ大槍支配人)がいるではないか。プライベートで知人と登ってきたのだとか。全くの偶然に双方驚くやら嬉しいやら。
 その克ちゃん、他の4人が小屋泊りなのに一人テントで自炊するとのこと。厳冬期の耐寒訓練らしい。登り着いて早々にテント張りの作業をしていたが、全く疲れなど感じさせない身軽さだった。流石!
 15時~18時、早くも酒が入って懇親会。18時の夕食後も21時前まで飲んだり食べたりが続く。今日も我々以外には克ちゃん達5人だけだった。
 
2月10日 木曜日 雪時々曇り
 6時起床、今日も雪。早々に下山を決め出発準備にかかる。出発前、山荘の大きな雪だるまの前で集合写真を撮るが、風雪が強く笑顔を作るのが難しい。8時10分下山開始。想定以上に積雪があり、新雪が50~60cm位になっている。今日も先頭はラッセル要員の宏倫さんと横坂さんだ。
 踏み後も消えてしまい、目印の旗を頼りにラッセルしていくので時間はかかる。登り以上の2時間半を要して、10時40分に先頭集団がロープウェイに到着。先生と女性群は途中から撮影しながらとなったので11時20分の到着だ。
 まだ午前中のせいか、下りのロープウェイに乗る団体も比較的少なく、11時45分発に乗って新穂高温泉に下る。到着は12時10分。さて車を出すのが大変。50cmほどの雪に埋まり、フロントガラスや屋根にも大量の雪が乗っているので掘り出す作業に時間が掛かる。スコップを持っている横坂さんと高橋さんが下のロープウェイで2台目になって遅れたので、それまでは手足を使っての雪かきだ。    
 ようやく全車動ける状態になったのは12時45分。当初は平湯の杜で温泉に入ってから解散の予定だったが、この時点で解散となる。先生含めて11名、6台の車にそれぞれ分乗し、各方面へと散って行った。
 撮影は殆どできなかったが、久しぶりに渋谷さんの参加もあって和やかで楽しい4日間だった。