五千尺主催「上高地自然写真教室~カラマツ黄葉を撮る~」記録
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開催日時:2016年10月24日(月)~26日(水)
  22回目の上高地自然写真教室。今年は天候不順で各地の紅葉の便りは芳しくない。そのせいか、参加者も少なくやっと5名。だが、カラマツの黄葉は予想以上に良く、天気もまずまずで良い撮影会になった。
 
参加者:下島、森田亮、山口、横坂夫妻

講 師:岩橋崇至先生、岩橋(宏)

行 程:五千尺ロッジ(集合)~小梨平~白樺荘前~五千尺ロッジ (泊)
     ~大正池~五千尺ロッジ~岳沢ルート~河童食堂~五千尺ロッジ(泊)
     ~周辺撮影~梓川下流右岸~ (解散)
 
10月24日 月曜日 曇り後晴れ
  13時集合に10分ほど遅れて全員が集まった。先生・宏倫さんを含めて7名、こじんまりとした撮影会だ。
 好天のうちに撮影しようと早速小梨平に向かう。ダケカンバは既に葉が落ち、広葉樹は全体に色付きが悪い。赤くなってほしい葉は茶色に枯れて落ちてしまうようだ。一方カラマツはまだ緑の部分が残って良い条件とは言えない状態だ。全国的に紅葉が良くないと言われているが、ここ上高地も例外ではなさそうだ。
 それでも部分的に黄色く染まったカラマツや、小さいながらも赤く染まったモミジもあって、それらを探しながら撮影に勤しむ。
次いで白樺荘横の穂高展望台へ向かう。相変わらず外人観光客が多いが、1~2年前に比べて少し減っているようにも感じる。どちらかと言うとアジア系よりも欧米系が目立っていた。中国の団体客が減っているのかもしれない。
 16時頃からめっきり冷え込んできて8℃ぐらいになってきた。展望台からの穂高は雪もなく紅葉も薄いので作品にはなりにくい。夕日も西の空に雲があり、期待できそうにないので自由解散となる。多くがロッジに戻り入浴など思い思いに過ごす。
 夕食は18時。意外にも宿泊客が少なく、食堂も半分ぐらいしか埋まらない。7人がまとまって1テーブル、美味しいビュフェスタイルの夕食を堪能する。
 いつもながら食べ過ぎてしまうのが難点だ。食後は先生の部屋に移って21時まで懇親。
 
10月25日 火曜日 晴れ後雨
 午前中は好天が期待されたので早朝の大正池に行く。5時に起床し、5時半に出発。6時から1時間、湖畔で大正池越しの穂高連峰や焼岳を対象に、刻々と変わる色合いを楽しみながらシャッターを切り続ける。雲一つない快晴だが冷え込みはきつい。-4℃になっていた。
 ロッジに戻って7時15分~8時15分朝食。朝もビュフェで食べ過ぎだ。午前の撮影は9時出発。早朝の快晴が嘘のようにもう曇ってきた。岳沢湿原に向かって歩を進めるうちにポツポツと雨粒まで落ちてくる有様に早々カッパ着用になる。
 幸い雨はこの時だけだったが空はどんよりで、おのずと撮影は足元中心の小物にならざるを得ない。岳沢湿原から岳沢方面に写材を探し12時まで粘って撮影。 12時30分、河童食堂に戻って昼食。この頃から雨が降り出し、今度は本降りになってきた。天気予報は13時から雨となっていたので予報通り、たまには当たることもある。南からの湿った空気が入ったようで、気温も一気に高くなってきた。横坂夫人は所用でここで下山。
 撮影はここまでで終了。ロッジに戻って14時半~16時まで講評会となる。それぞれに持参の紙焼きを先生に見て頂く。その後引き続いて飲み会。
 18時~19時30分夕食。この日はかなり客も入っていたので、昨日はたまたま空いていたようだ。その後はいつもの懇親。話が弾んで23時まで延びてしまった。夜の雨が穂高に雪を運んでくれることを期待して就寝。
 
10月26日 水曜日 晴れ
 5時半起床。朝は自由撮影。夜半雨音が激しかったが、朝はすっかり止んでいた。一部に青空も見えていたので勇んで撮影に出たが、穂高は昨日のまま、雪のかけらも見当たらなかったのでがっかり。冷え込みがなく、気温がかなり高いので山頂も雨だったようだ。      
 山頂部にはガスが纏わりついていたが、やがて快晴となったものの、やはり雪がないと撮影意欲が湧かない。それでも穂高は撮影対象だ。川原に降りて焼岳を狙ったりして、7時過ぎ三々五々ロッジへ戻った。
 7時30分~8時15分朝食。午前の撮影は梓川の右岸を撮影しながら下り、田代橋から左岸に移ってバスターミナル辺りまで行って11時頃解散を予定。8時45分荷物をロッジに預けて出発。対岸のカラマツが昨日朝の冷え込みで黄葉が進み、一昨日に来た時に比べて格段の輝きになってきた。それを物にしようと、川原に出て逆行に輝く様をゴースト避けながら苦労して撮る。
 焼岳とカラマツの絵柄も良い。川原の小路にはマユミの実も赤く熟れており、黄色のカラマツをバックに作品造り。快晴無風、直射日光の下では汗ばむほどの好天に、撮影は進むがなかなか歩は進まない。アルペンホテル辺りでもう11時を回ってしまった。
 先生も撮影に熱心で止まらない。11時30分、とうとう撮影途中で解散宣言。それぞれの予定に従って帰路に就く。期待以上の撮影会だった。