自然塾主催 鳥海山
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開催日時:2016年6月16日~18日
 
 2011年に続き3度目の鳥海山。例年梅雨入りが遅い東北なのでこの時期に開催されたが、今年は早々に梅雨入りして天気予報は雨と曇りマークばかり。皮肉にも帰る予定の18日の午後から晴マークが出ていた。
 案の定、鳥海山へ登る予定の17日は雨。18日に登ってから帰ることも考えられたが、結局18日も午前の予報が芳しくなく登山は断念。周辺の滝・湧水・ブナ林を巡る撮影会になった。
 
参加者 :加藤、高橋、二宮、町田、宮嶋、森田亮、山口、横坂、ゲスト2名
       岩橋崇至先生、岩橋(宏)
 
行程  :酒田駅(集合)→三の滝駐車場~三の滝~駐車場→箕輪丸池→大平山荘(泊)
       →中島台→湯楽里→中島台~鳥海マリモ~出壺~中島台→元滝→湯楽里(泊)
       →講評会→八福神(昼食)→酒田駅(解散)
 
6月16日 木曜日 曇り
 集合は酒田駅13時過ぎ。酒田に13時5分に着く「いなほ3号」の到着で全員集合。宏倫さんの生徒さん2名を含め総勢10名に先生2人だ。先生の判断で雨の降らないうちに今まで行っていない二の滝に行くことにする。先生、横坂、高橋の3台の車に分乗して13時30分ごろ出発。
 北に向かって走り、遊佐の中心部を過ぎてから一の滝の標識に沿って北東方向へ折れる。30分ほどで一の滝神社が現れ、左に曲がって山路をさらに10分ほど進むと行き止まりになり、ここが駐車場だ。三の滝まで約1kmとかいてあり、その横に大きな熊に注意の看板が立っていた。
 秋田県で3人が続けざまに熊に襲われたニュースがあったばかりなので、10人以上でがやがや入るので大丈夫とは言うものの穏やかではない。緩やかな登りを50分ほどで眼下に滝が見えてきた。15mほどの立派な橋があり、この上から見る滝がなかなかのものだ。15時頃到着。
 さて、これは二の滝か三の滝か。橋を渡ったところに道標があり、左に三の滝、右に二の滝・一の滝とあるが、この滝が二なのか三なのかが分からない。後で地元のガイドブックを見たら三の滝だった。ともかく写真になりそうな滝なので30分ほどかけてじっくり撮影する。15時30分に切り上げて駐車場に戻る。帰りは35分、16時5分に着いた。
 帰りがけに箕輪の丸池に行ってみる。サケの養殖場があり、その裏手に青々とした湧水池がある。これが丸池だ。群青色の透き通った水に周囲の緑が映り、水中には枯木も沈んで神秘的な池になっている。そこかしこから湧水が湧き出ていて水路にはバイカモが白い花を咲かせていた。ここで17時25分から18時5分まで撮影。
 これで本日の撮影は終了。一路宿泊先の大平山荘に向かう。18時40分に到着。夕食が19時というので荷物を部屋に入れてすぐに夕食になる。約1時間山小屋と民宿の中間程度の夕食を楽しむ。その後は入浴やロビーでの懇談などで時間を過ごし、21時30分ごろ就寝。
 
 
6月17日 金曜日 雨後曇り
 6時起床、かなりの雨。鳥海山は明日天気が良ければ登ることにする。7時に朝食を取り、8時30分に中島台のブナ林に向かう。ブナは雨が似合うというわけだ。途中道端のツルアジサイを撮り、9時43分に中島台に着く。
 雨具をしっかり装着して小雨の中をブナ林に踏み込むが、下草はしっとり濡れてたちまち水浸しになる。カメラを濡らさないように気を付けながら、この地特有の異様な姿のブナの大木をカメラに収める。11時過ぎ、雨はさらに激しくなり、これ以上の撮影は無理と判断。11時25分に撤収。
 天気予報によると下界は雨はなさそうなので、取り敢えず今日の宿である湯楽里に向かう。予報通り下界は曇り、一部には青空さえも覗いていた。12時丁度に湯楽里着。幸いにも薄日が照っていたので、一斉に衣類やカメラを駐車場の広場に思い思いに広げて虫干しだ。
 ついでに各自用意していた行動食をてんでんばらばらに地面に座り込んで腹ごしらえ。この異様な団体の光景に、通りすがりの車から一様に好奇の目で見られてしまった。
 下界は薄日ながら相変わらず鳥海山は雨雲の中、それでも下の方は何とかなりそうなので、11時13分、再び中島台・獅子が鼻湿原に向かうことにする。今度は鳥海マリモや出壺、あがりこ大王が目的だ。
 13時50分に中島台駐車場に車を止めて、今度は左の林道に入って鳥海マリモに向かう。用水路の水が勢いよく流れる横を進み、10分ほどで鳥海マリモの群生地に着いたが、今年は全くの不作、藻の表面を枯草が覆い、一部見えているところも緑濃い本来のフサフサ感が全くない。
 カメラを出すまでもなく次の出壺に向かう。ところがこちらも全く駄目。滾々と湧き出る湧水の上に倒木が倒れ、その上から枯れ枝や枯葉が覆って全く見えなくなっていた。原生林をそのままにということだが、この地の有力な観光地、どうにかならないものか。
 仕方なく次のあがりこ大王へ向かうはずだったが、戻るべきところを先に進んでしまったのでどんどんブナ林の奥へ入ってしまった。気が付くとこのルートは鳥海マリモの先、駐車場との間に出る道だった。
 だが、怪我の功名、初めて入ったこの路には、中島台のブナ同様異様な大木が数多く林立している。おまけに大きなギンリョウソウなどもあって撮影対象は多かった。15時55分、駐車場に戻る。
 帰るにはまだ早いので、元滝に行ってみることにする。すっかり有名になった元滝の手前には立派なトイレ付きの駐車場もできていたが、雨のこのシーズンに入る人も少ないので、奥の駐車場まで乗り入れる。
 16時20分~17時45分、元滝の撮影に費やしたが、他の客は3~4人来ただけだった。これで今日の撮影を終了。雨の割には収穫は多かった。18時20分に湯楽里着。19時~20時50分、個室に用意された夕食を楽しむ。明日午前の天気予報が芳しくなく、早い雪解けの関係で花もすでに終わりかけとの情報もあって、この時点で鳥海山は諦めることにきまった。
 
6月18日 土曜日 雨後晴れ
 7時朝食。やはり外は雨だった。8時45分から11時30分、ロビーで講評会を実施。近年遠方からの参加者が多いので、撮影会での講評会がありがたい。一人5枚程度とは名ばかりで、各地で撮った写真がたくさん並べられ、先生の指導に本人以外も大いに参考になる。
 11時40分、湯楽里を出発。外は薄日が差していたが、やはり鳥海山は分厚い雲の中なので未練はない。酒田駅への途中、八福神という大きなレストラン兼売店で昼食を取る。海の幸の丼や酒田ラーメンなど思い思いに注文してお腹を満たす。(11時55分~12時50分)
 酒田駅に13時10分に着いて、忘れていた記念写真を撮って解散。それぞれに帰路に就いた。